観葉植物の植え替え・肥料・土・植木鉢 
観葉植物が大きくなりすぎて、鉢の底から根が出てしまったり、成長が悪くなっているようなら、植え替えが必要になってきます。そういった時は、できれば古い土をそのまま使うのではなく、新しい土と混ぜるほうがいいと思います。
もともとの土に問題があるのならば、新しく土を入れ替えてもよいでしょう。
その時に、肥料を入れるわけなのですが、肥料が根に直接触れてしまうと逆に枯れてしまうことがあります。あまり入れすぎずきちんと肥料の与える量を守って混ぜてみてください。土は、基本的には購入した土で問題はありません。
家の外にある土の場合は、しっかりと、土の選別をしないと家の中に害虫を入れてしまう原因になることがありますので、そこを注意してください。もし土の中に害虫がいるようならば、水を張ったバケツに植木鉢ごと入れて1日置いてみてください。その後、しっかり乾燥させれば、問題はありません。最近では、ハイドロカルチャーなど、土のいらない栽培方法もあります。観葉植物によって使い分けてみるといいかもしれませんね。鉢は、その観葉植物に合う大きさのもので支柱のいるものなどは、しっかりと支柱を固定できるような植木鉢を選ぶのもポイントです。
◆ 観葉植物を増やすには、色々な方法がある ◆
株分け
株分けは、1鉢の株を2〜4の株になるように分割し、その株についている古い根や鉢植えにじゃまになる長い根だけを切って植え替える。
株分けして植えた株は、先ずたっぷりと水をやりをした後に半日陰〜日陰に置き、早く根付くように毎日あるいは1〜2日おきに葉水を与える。鉢土が乾くようなら水やりもする。1週間から10日で根付くのでそれぞれの植物に適した場所に移動する。
根元から茎が多数出ており、それぞれ根がついている種類、オリズルランのようにランナーを出して、その先に子株がつくような種類が可能です。葉を最低3枚以上つけて分けます。つる状に長く伸びたり、茎が直立して節から葉が出たりする種類が可能でほとんどの種類で行えます。葉を2〜3枚つけて切り植えます。 ペゴニアやペペロミア、サンセベリアは葉を切って葉を挿すこともできます。
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挿し木
挿し木は発根してある程度育ってから冬を迎えた方が良いので、5〜9月までの時期が適期である。切り口をなめらかに切り戻し、十分に水を吸わせてから挿し木する。発根を早めるためには、葉面積を少なくして蒸散を制限する。
挿し木の切り口は大きな傷口でもあるので、雑菌や肥料分がなく清潔で、しかも水持ち、水はけの良い用土に挿す。一般にバーミキュライト、バーミキュライトとピートモスの配合、ピートモス、パーライトなどが適している。
挿し木終了後は日陰に置く。最初にたっぷりと水をやり、その後は乾かない程度に管理し、霧吹きで葉水を与え、挿し木床の水はやりすぎないようにする。発根して鉢上げできるまでの時間は、草性の植物は1ヶ月、木性の植物は45〜60日が目安となる。植物は根が十分に出ると芽が伸びてくるので、発芽が植え替え時期を示す手がかりとなる。
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取り木
取り木は植物の適度な位置に傷を付け、そこから根を出させて切り取り鉢に植え、新たに育て直す方法である。取り木は発根してある程度育ってから冬を迎えた方が良いので、5〜7月までの時期が適期である。取り木の方法には環状剥皮法と切り込み法とがある。双子葉植物はいずれの方法でもできるが、単子葉植物は切り込み法でしかできないことです。
頂部を長く取り木したり、葉を多くつけて取り木したりすると、発根した根は地上部の生育をまかないきれないため、その後の生育が悪くなりやすい。切り込み法の場合は、切り込んだ間隔に必ず湿った水苔をはさむ。水苔を巻いた後、取り木が終わるまで、水苔が乾かないように管理してください。
十分に発根して切り離せるようになるまでに2〜3ヶ月必要である。水苔の乾燥防止に巻いたビニールの下に、根がたくさん見えているのを確認してから切り離す。発根させるために巻いた水苔は、はずさない。水苔をつけて発根部の下で切り、ビニールだけをはずしてそのまま鉢に植える。鉢に十分に根付いて新芽が出るまでは、日当たりを好む植物は半日陰に、半日陰を好む植物は日陰に置き、毎日葉水を与えて葉からの蒸散を抑制しましょう。
茎が長くなり、直立する種類に可能です。茎の皮をはいだり、切り込んだりしてそこから発根させて切り取ります。 フィカス、コディエウム、ドラセナなどで行います。株分け、挿し木、取り木は5月から7月中旬までに行ってください。
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葉挿し
葉を挿せば発芽、発根するおもしろい性質があります。
ベゴニア・レックス、 ペペロミアなどはこの方法をつかいます。
茎挿し
ドラセナ、コージリネ、モンステラなど、茎が長く伸びすぎて形が悪くなった時に茎や節を5〜10cmに切断、3/2位の深さに伏せるか、水苔で半分位の深さに植え込んでおきましょう。
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◆ 植替え ◆
用土を新しくしてやることと、観葉植物は生育がさかんですから、根の成長が早く、鉢の中いっぱいに根が伸びてしまうために植え替えを行います。根が伸びすぎて鉢の中にいっぱいになると、根づまりを起こして水や肥料を通さなくなってしまうのです。 各植物ごとに違いますが、最低3年くらいの期間で行います。
また、それ以内でも、次のような状態になったときは植え替えます。
○用土が固くなり、水をやっても用土内にしみ込みにくくなったとき。
○成長が遅く、葉の色つやが悪く、下葉が黄色くなって落ちるとき。
○葉や茎が伸びすぎ、株と鉢がアンバランスになったとき。
植え替えの時期は、5月〜7月中旬位までに行います。小苗の植え替え抜いた鉢土の周囲に詰まった根をほごす程度にして、やや大きめ目の鉢に植え替えます。根が鉢内に回りきったら順次大きい鉢に植え替えることが大切です。
早く育てようと、いきなり大きい鉢に植え替えると鉢土が湿り過ぎてかえって生育を害することがあります。大苗の植替え30cm前後になって、これ以上大きくしたくない場合や、やや大きめの鉢に植え替える時は鉢から根を抜き、詰まっている周囲の根をほぐし、古土を落としてから鉢土の直径の3/1〜4/1位周囲の根を切り縮め、周囲に新しい培養土を入れ根の間に土が平均にゆきわたるように棒でつついてみてください。
水苔植 2〜3年たつと水苔そのものが腐ってしまうのが欠点です。水苔を指で押してみズブズブと指が入るようだと新しいのと取り替えます。水苔を水に浸し充分吸水したら水を絞り取り、根が平均に広がるように根の間に水苔を詰めて鉢の中に入れます。棒で根の周囲に水苔をつつき込み表面を平らにします。詰め具合は、ちょうどスポンジくらいの弾力のある堅さが適当です。植替え後の管理 2〜3週間は日の当たらない場所に置き、風にも当てないでください。
水は普通に当てますが、肥料は与えません。シリンジをして空間湿度を高めてやります。 2〜3週間たったら、普通の管理で大丈夫でしょう。
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◆ 繁殖 ◆
観葉植物は、成長の早い植物です。大きく伸びたものは、植え替えもしてやりますが、小さく分けたり、先を切って、その切ったものを植えてふやします。
実生・・・ 種子ができるものについて可能です。種子ができたら熟すのを待ち熟したらまきます。実生では、発芽するのに15〜20℃以上の温度が必要です。
◆ 観葉植物の寄せ植え・置き場所 ◆
観葉植物は、観葉植物同士で寄せ植えすることができます。この場合、注意したいのは、観葉植物の育つ条件が似ているものを選ぶのがコツ。日照条件が、まったく違う観葉植物同士を組み合わせてしまうと、成長しづらいことも考えられます。それぞれの植物の特徴を知っていればいいのですが、なかなかそうもいかないですね。わからない場合などは、購入した店などで、聞いてみるのもいいかもしれませんね。寄せ植えの参考にしたいのは、販売店のディスプレイ。バランスもよく組み合わせもよく、見た目にもよいので、真似ができます。
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◆ 培養土 ◆
培養土にはいろいろありますが、赤玉土か荒木田土に腐葉土、川砂を混ぜたもの が一般的です。 培養土の条件 鉢植えの植物は限られたスペースの中で生きていますので培養土は栄養価の高いものを使わなければなりません。
培養土の条件として必要なこと
○肥料分に富んでいること
○保水性があること
○肥料分を保つ力があること
○通気性や排水性の良い団粒構造になっていること
○病菌や害虫のいないことなどです。
荒木田土・粘土質の田の土で、肥料分を保つ力が強く水保ちも良いのですがこれの単用では排水と空気の流通が悪くなるので、砂や腐葉土を混ぜて使います。壌土粘土と砂土の中間の普通の土です。使用するときは、病菌や害虫のいない深い所の土を掘って使用します。
赤玉土 赤土を団粒化したもので、水保性、通気性に富んでいる。腐葉土や砂と混合で使用、鉢植え園芸の基礎となる土です。腐葉土カシ、クヌギなどの落葉樹で葉肉の厚いものが良く、杉、松、イチョウの葉は不適当です。落ち葉を積み重ね、油かす、米ぬかなどを加え、水をかけ、ふみ込んで腐らせたもの。肥料分に富み、空気の流通、水保ちも良く、鉢植えに欠かせないものです。
砂山砂・川砂でなるべく角張った砂の方が水はけがよく、海の砂は粒が細かく排水が悪いので、土に混ぜて使っても意味がありません。水苔山の湿地に生えているせん類のなかまで、これを乾燥したものです。水保ち、空気の流通が適当で、かなりの種類のものがこれで植えられます。土で植えた鉢のように汚れず軽いので、室内に置く鉢物には最適です。
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◆ 土の再利用法 ◆
選別と消毒
1.古土を十分に乾燥させる。
2.土の表面には病原菌や害虫の卵、雑草の種などがたくさんあるので
上から2センチぐらいは捨てる。
3. 古土を新聞紙などに広げ、古い根や枯れ葉、ゴロ土などを取り除く。
4.ふるいにかけて土粒を選別する。
・まず7〜10ミリの粗い目のふるいにかけ
ふるいに残った土は鉢底に使うか捨てる。
・通過した土を1〜1.5ミリのふるいにかけ、通過した細かい土(微塵)は捨てる。ふるいに残った中間の土粒だけを再利用する。
5.再生する土に80〜100度の熱湯をかける。(5分おきに3回ほど、少しずつ。少量の場合は古鍋で焼いたり、電子レンジで加熱してもよい。
6.真夏は太陽熱を利用して日光消毒、真冬は逆に寒気にさらして雑菌を殺す。
・真夏 湿った土をポリ袋(黒色が効果的)に三分の一量ほど入れて密封し平らくしてコンクリートの上などに置き、直射日光に一週間ほど当てる。
・真冬 トレーなどの薄い箱に湿った土を敷きならし、そのまま戸外に置いて霜と寒気さらす。春まで、3週間に一度ぐらいの間隔で土の上下を入れ替えるように混ぜてください。
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◆ 新しい土と肥料を混ぜて再生 ◆
消毒・殺菌を完璧に行っても、やはり古土だけではパワー不足、植物を植えるときには新しい土を30〜50%混ぜる。
1.有機質を補うため、腐葉土を全土量の約30%
2.酸性化した古土を弱酸性に調整するため、石灰類)を混ぜる。
1週間ほどそのまま放置して3.緩効性化成肥料(マグアンプKなど)を土1リットルにつき3〜5グラム混ぜ1週間ほどそのまま寝かせれば再生完了です。
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