花より観葉 
町にはコンクリートやガラスの建物があふれています。山野が開発されて周辺の緑地も減ってしまっている現在、庭で草花を作って楽しむ場所も少なくなってしまいました。手軽で室内に飾って楽しめる鉢物はないでしょうか?
切り花や今流行のガーデニングもよいけれど、 単純化された線と面の近代的な室内に、 調和した植物は?となると、 落ち着いた美しさやあきのこない観葉植物にたどりつくでしょう。
メリット考えるなら、抽象絵画にでもありそうなさまざまな葉型、葉柄、 エキゾチックな強い色彩、光沢のある葉色の植物が、 私たちの目を楽しませ感覚的にもフィットします。 切り花だったら約10日、バラの花もせいぜい5日、 草花鉢も花の咲く時期は短く、散ってしまえばさみしいものだ。 だけど、観葉植物は花以上に色彩の美しいものもあり、 一年中いつまでも楽しめます。
さらに、光線にめぐまれないジャングルのなかで多くの植物と せりあって生きぬいてきた植物だけに、丈夫な性質が多く、 草花と比べれば病気や病害虫にも侵されにくい。 計算すれば切り花よりも安価です。
森林浴効用が脚光を浴び初めた昨今。青葉、森林、草原、光があふれる公園はグリーンは自然界の色。 森林浴の効用が注目されています。室内の一角に観葉植物のジャングルを作ってみたくないですか? 科学的な効果はともあれ緑は目の疲れや心身を癒し、 たくさんの緑に囲まれているとリラクゼーションを味わえます。 心潤う緑色があなたをフレッシュな気分に包み込むことでしょう。
観葉植物の選び方としては、気候や置き場所など、自分の家に合うものを選ぶことが大切になってきます。家の中であっても湿気のある場所や乾燥しやすい場所、日の当たる場所、日の当たらない場所など、条件が変わってきます。
その場所に適した観葉植物を探してみてください。観葉植物は、ホームセンターや園芸店などでも気軽に手に入りますし、最近では、インターネットの通信販売などでも購入ができるようになり、欲しい観葉植物を取り寄せることも可能になってきていますので、便利なものを利用し楽しく観賞してみましょう。
最近注目を集めている植物の作用が室内の代表的な有毒物質「ホルムアルデヒド」の除去。 観葉植物は気密空間のカビの胞子やバクテリアを抑制、水蒸気を発生させ、適度の湿気を放出・浄化。せめて身の回りに観葉植物を置いて快適な環境で暮らしたいですね。
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観葉植物の育て方
一般的な観葉植物の育て方・水やり・お手入れ方法です。
○観葉植物の土の表面が乾いてきたら、水やりをすることが基本です。
水は、葉ではなく、根元へ。(ただし、観葉植物の種類によっては、葉に水やりをするだけでいいものもあります。)
○観葉植物の鉢の受け皿に常に水がたまっていると根腐れの原因ともなりますので注意です。
○観葉植物の葉が大きなものなどは、葉の表面を水拭きしてあげるといいでしょう。葉の表面をキレイにすることで、呼吸しやすくなり光合成しやすくなります。
○観葉植物が、常に日陰になっている観葉植物は、たまに日光の当たる場所に置くことで、強く枯れにくくなります。
○観葉植物の枯れた葉は、摘み取ります。そのままにしておくと他の葉にも影響を与えることがあります。
○観葉植物が途中から枯れてしまった場合などは、切り分けて水差ししておくと新しい根が生え、別の葉が出てくることもあります。
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観葉植物の水やり
観葉植物に限らず、植物を栽培する上で一番大切なことは水やりです。水さえ適度に与えておけば枯れることはまずありません。同時に一番むづかしい作業もみずやりなのです。 乾いてから水をやる観葉植物では、水は用土が乾いたら与えます。これは、夏でも冬でも同じです。ただし、季節によって、天候によって用土が乾く日数が違いますので、用土の具合をよく観察して与えるようにしてください。水はたっぷりと。また、水の量は、鉢底の穴から水が流れ出るくらいたっぷりと与えます。鉢内の空気を入れ換えるためです。この量は、夏も冬も同じです。水やりをひかえるというのは与える間隔をあけるということです。
シリンジは害虫予防もうひとつ、観葉植物は多湿を好むということです。ですから、水やりのときに頭からみずをかけたり、キリフキなどの霧を吹いて、葉についたホコリを洗い流すとともに空中湿度を高めてやりましょう。これを葉水とかシリンジといいます。シリンジは、ハダニ類などの害虫の予防にも、効果があります。厳禁、受け皿に水鉢の受け皿に水をためたままにするのは、よくありません。とくに冬期には鉢の中の温度が下がってしまうこと、根がいつもジュクジュクの状態になっているので、根腐れの原因になってしまいます。
土の表面が乾いたら鉢の底から水が出てくるくらいにたっぷりとあげます。 受け皿に溜まった水は捨ててください。 水をたっぷり与えることにより土の中の古い空気を押し出し、新しい空気を土の中 に入れることが出来ます。 植物は葉で光合成をしていますが、根でも呼吸をしているそうです。常に新鮮な 空気を土の中に入れてあげるのが植物にはいいようです。 水をあげ過ぎ、土が常にぬれていると根が呼吸出来ずに根腐れをおこします。
春(3月〜6月上旬) 2〜3日毎に1回程度
夏(6月中旬〜9月中旬) 1日に1回〜2回程度
秋(9月下旬〜12月中旬) 1週間に1回程度
冬(12月下旬〜2月) 2週間に1回程度
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水をあげる時間
午前中の早い時間がいいようです。日中の日差しの強い時間帯に水を
あげるのは植物にはあまりよくありません。
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葉水
1週間に1度程度は葉にも水をあげたほうが表面のほこりをとったり、 葉の裏などに付いている害虫を洗い流す効果があるそうです。
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日光
観葉植物は大部分のものが、熱帯、亜熱帯の木もれ日があたるくらいの半日陰のところに分布しています。ですから、強い直射日光を嫌う種類が多いわけです。しかし、だからといって日本で育てるときに、一年中半日陰でいいかというとそうはいきません。地理的な違いによる光線量の差、温度差、湿度差などの環境 の条件が違うからです。ときどき、日光浴を大部分の種類は、夏場の日光の強い日射しのとき以外は、日光にあててやります。とくに冬場は日のあたる時間、光の量も少ないので、ガラス越しにたっぷりと当てます。夏場はレースのカーテン越しの日光に当ててやります。レースのカーテンは、直射日光を100とした場合、30〜60%くらいの日光をさえぎります。順応性が高いまた、観葉植物は順応性の高い種類が多く、徐々に日光にならしていくと、夏場に直射日光にあたっても日焼けを起こさないものがあります。 よく日光にあたった植物は節間がつまってがっちりとしまった感じで見るからに健康そうです。実際、寒さに対する抵抗力も強くなります。
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温度
大部分のものが熱帯、亜熱帯原産であるため、やはりある程度の温度は必要です。 春から秋にかけては、だいたい15℃以下に下がることはないので、問題はありま せん。ですから問題は冬期です。冬期に細心の注意最近の住宅はかなり気密性が高くなり、室内の最低温度が10℃以下に下がるということもあまりありません。マンションなどでは15℃くらいは保てるようです。ですから、冬越しに関してもそれほど気にする必要はありません。ただし、冬場は暖房を入れているため昼間は25℃くらいあり、夜間は10℃くらい に下がってしまう場合は問題です。温度差が大敵 寒暖の差が激しいと、植物は弱って、葉を黄変させたり、落葉したりします。 なるべく温度差を少なくしましょう。
また、冬場に日光にあてるため窓際に置いて、そのままにしていることがありますが、窓際はかなり温度が下がります。できれば夜間だけ部屋の中央に置いてやるのがよいのですが、移動するのも大変 です。そこで、厚手のカーテンを引くだけでも寒さはかなり防げます。 水やりとも関係しますが、冬場、夕方に水をやると夜まで水分が残り低温で根が傷む子とがありますので、夕方近くからは水を与ない方がよいでしょう。
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肥料
鉢で生育している植物は、鉢内という限られた空間しかないため栄養不足になりがちです。そのために植え替えをして新しい養分を補給したり、肥料をやるわけです。生育期間にだけ与える 肥料は、植物が生育している期間だけ与えます。生育期間はだいたい、初春から秋口にかけてです。冬場は温度が低く休眠にちかく、生育していませんので、肥料は与えません。温室などで温度をある程度まで保て、生育を続けているようならば与えます。
肥料は大きく分けて、液肥と固形肥料に分けることができます。
液肥とはハイポネックスや野菜エードなどをいいます。だいたい1000倍に薄めたものを与えますが、与え方は水の代わりにかけるという方法。固形肥料・・・油カス、油カスと骨粉の等量の混合、マグアンプKやエードボールなどの粒状化成肥料を使います。いずれも緩効性ですから、水をやるたびに少しずつとけ出して、長期間効果があります。鉢の縁におく与え方は、鉢の縁のところに置いておくだけです。根や茎に当たっていると、その部分が肥料に負けて腐ってきますので、注意しましょう。
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